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​リウマチ科

リウマチ

関節リウマチ

代表的な症状は「朝起きてから手や指が動かしにくく、こわばっている」「指の関節が痛い」などです。以前は中年以降の女性に多かったのですが、最近では70代で発症する例が増えています。変形性関節症では指の関節がゴツゴツと硬いのに対して、リウマチでは「ぶどうの房」のようにブヨブヨと柔らかいのが特徴です。治療はメソトレキセートなどの内服を行います。以前は、指が変形したリウマチ患者さんがとても多かったのですが、最近では外見でリウマチ患者さんと分かる人は殆どいません。10年程前からメソトレキセートが保険適応になり、関節破壊を食い止めてくれているお陰です。

骨粗鬆症

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

骨粗鬆症の原因として、ビタミンD不足、閉経による女性ホルモンの減少、糖尿病などがあり、国内に約1200万人の患者さんがいると推定されています。しかし、骨粗鬆症は無症状なため、気付かずに放置され、脊椎圧迫骨折や大腿骨頚部骨折を来して初めて骨粗鬆症と気付かれることが多いのです。大腿骨頚部骨折によって寝たきりになったり、入院したために認知症になったりすると、人生が大きく変わってしまいます。

骨折を予防するためには、まず骨粗鬆症の診断が必要です。当院では、腰椎レントゲン撮影、骨密度測定、血中ビタミンDの測定を行い、骨粗鬆症の診断を行います。主な薬はビタミンD、女性ホルモン剤などですが、一人ひとりに合った投薬を行い、健やかに年齢を重ねるお手伝いをいたします。

通風

痛風

痛風はかつては豊かな生活をしている富裕層にしかなかった病気ですが、今の豊かな日本では、誰でもがなり得る病気です。痛風発作は足の親指の付け根に激しい痛みを伴うのが特徴ですが、足以外にも、膝や手にも起こることがあります。痛風発作は血中尿酸値が急激に上昇、あるいは低下した場合に起こります。夏にゴルフで汗をかき、ビールを飲んだ翌日に起こることが多いです。焼酎なら大丈夫と思っている人が多いのですが、そうではなくて、全体のアルコール量が問題です。

尿酸値を高いまま放置すると痛風発作を繰り返すだけでなく、腎機能低下により人工透析が必要になることもあり、尿酸下降薬の内服を継続することが必要です。高脂血症を伴うことも多く、それにより心筋梗塞を起こす危険もあります。

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岡本整形外科医院

TEL:0852-27-2200

首・肩・腰・関節といった体の不調でお困りの方は、我慢せずにお気軽にお越しください。

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